FE Advanced SearchとAll in One SEOを同時に使うのは注意が必要

COLUMN

今回便利な二つのプラグインを同時に使用することで起きた問題で、今まで全く気付きませんでした。

FE Advanced Searchは、カスタムフィールドに基づいて検索するための高度な検索機能を提供し、All in One SEOは、SEO対策に必要なタグやメタデータを管理することができるプラグインです。

FE Advanced Searchとは?

https://fe-advanced-search.com

カテゴリやタグ、カスタムフィールドなどの複合条件で記事を絞り込むことができる機能を提供するプラグインです。このプラグインを使うと、WordPressの管理画面からコードを書かずに絞り込み検索フォームを作成・設置できます。絞り込み検索は、求人サイトや不動産サイト、中古車検索サイトなどのように、大量のデータから希望の条件に合う記事を探す必要があるサイトにおいて便利な機能です。

All in One SEOとは?

https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/

検索エンジン最適化(SEO)を簡単に行うことができるツール。各ページや投稿にメタタグやメタディスクリプションを追加したり、サイトマップやソーシャルメディアの設定を行ったりすることができます。初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しており、カスタマイズ性も高いです。

これらのプラグイン昔から便利で制作案件や修正依頼などで見かける機会が多く、単独で使用する場合には問題なく動作していると記憶しています。

二つのプラグインを同時に使用すると、クエリパラメーターが競合してしまい、検索結果が正しく表示されなくなる場合があります。何度かテストしたところ、具体的には、選択やフリーワードを空で検索した場合に問題が発生。空の検索を行うと、両方のプラグインが同時に動作し、正しい検索結果を表示するためのパラメーターが競合してしまうという結論に行きつきました。

この問題が発生すると、URLには「/?s=」というパラメーターが表示されます。このパラメーターは、検索結果が正しく表示されない原因になり、ログインしている場合は、セッションによって情報を保持するため、この問題が起こりにくくなるため、気づきにくく注意が必要。

競合が解消できない場合は、どちらかのプラグインを使用しないようにするか、他のプラグインに切り替えることが必要になりますね。

今後のプラグインの更新によって解決されることが考えられますので、定期的にWordPressやプラグインの更新を行うことが重要です。

問題が発生した場合は、サイトのユーザーに混乱を与えるだけでなく、SEOにも悪影響を及ぼす可能性があるため、早急な対処が必要で、問題が発生していることを確認したら、すぐに対処することをオススメします。